VF750マグナでユーラシア大陸横断

2013年夏にバイクでユーラシア大陸を横断したときの話

ハバロフスク~チタ 一日目 2013/6/23

 


さてロシア2都市目のハバロフスクも終わり、次の都市、3つ目の都市チタへ。

しかし!

簡単な事じゃないのよ。ご覧下さい。


WOW

ウラジオストクハバロフスクは800km前後だった。
さて、チタへは2000km超の超長行程。
もうなんて例えればいいかわかんない。2000kmってwww いや、それだってオンロードならまだしも、半分くらいの道は軽いダートですよ?
一日20km歩いても100日かけないと行き着かない!

2013/6/23

朝10時頃おきるエヴァンがもう1時間寝たいと言ってくる。昨日の残りを食べて出発。
あんまりいい別かれ方でなかったのが心残りだ。
よく覚えていないが、ずっと走っていた。
この文の元になっている日記は二日後の25日に書いたのだが、それでも記憶が不鮮明って言う事は大分疲れていたのだろう。

まあ文字通りずっと走っていた。ヘルメットのヘッドセットで音楽を聞きながら。色々考えた。ロシアの人の暮らしとか。果てしない緑の中に何がいるのかとか。白樺は本当に白いなあとか。
本当に風になっているような、自分が動いているんだか、自然が動いているんだか、それすらも曖昧な気持ちで景色を眺めながらバイクで走り続けた。

ゼヤ川のほとりで

夜テント泊をしようと、ゼヤ川のほとりでウロウロしていたら、川?橋?の管理人達に声をかけられる。


ここだ

キャンプを張る交渉をしようとしたが、「泊まるか?」と言われ、ご好意に甘えた。彼らの事務所に泊めてもらう。
ロシアの車に乗せてやると言われ、ニーヴァに乗った。大分壊れている。


ニーヴァ(wikipediaより)

近くの村に行く。村っぽい村だ。バスみたいなのが店になっていてウォッカとリンゴを買って戻る。(店には寒村に似合わないようなロシア美女もいた) 帰り道で管理人の長っぽいオレグ(一番年寄り。カピタンとか言われてたと思う。)がタバコを買い忘れたと言っていた。
帰路で車が止まる。バッテリが終わっているようだ。結局押しがけ。
事務所に戻り、ウォッカ

チュチュ!(少し!)と言っても聞かない。オレグともう一人のロシア人ゲーナと3人で飲む。(川の管理人?は四人いた)飲まないやつに怒っていた。干せといわれ、一気(ショット)
川で泳ごうと言われ、断る。結局川へ行って泳ぐ事に。フルチン。クレイジー。虫に食われまくる。色々話してショットは3杯飲んだ。メシを食えと言われ食べる。(プチプチした米のピラフ?)ちょっと汚い。ハチミツを食えと言われる、アリさんとか入ってる…。スプーン一杯のハチミツをパクパクやる。力がつくぞーと言われ、いっぱい食べさせられる。リンゴとハチミツをつまみにウォッカを飲み続ける
何時かは不明だが寝る。


言葉に出来ないほどいい人たちだ!(若い方がゲーナ、トム・ハンクス似のオレグ)

フルチンで川に飛び込むのはいいが、まー蚊に刺されまくった。本当に楽しい夜だったなあ。今思い返すと蜂蜜もりんごもウォッカも最高だった。熱くなった喉を潤すリンゴとコーティングしてくれる蜂蜜!

日本語教えてくれ教えてくれ言われて、悪いやつのことなんていうんだって聞かれて、「悪人」って言ったら「アクニンアクニン」ってめっちゃつぼってた。出る杭は打たれるってことわざを教えようとしたけど、うまく説明できなかった。


さて、6/23の行程はこんな感じでした。

グーグル先生曰く722km メーター読み736km

残すは1400km程度!あと二日でちょうどかね!

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