ウラン・ウデ~イルクーツク 2013/6/29
2013/6/29
10時ごろ起きて、11時ごろ出発。
次の目的地はイルクーツクだ。バイカル湖で有名。
世界でもっとも深い。そんで貯水量も世界一。今ウィキペディアで確認すると世界の淡水の20%近くがここにあるのだと。堂々たる世界遺産である。でも環境汚染とかがいろいろと、
こんな感じのルート。下回りでいく。Google先生曰く、459km
アナスタシアともう一回、救急車で運ばれていったラスタマンともう一回話したかった。
小雨だったので出発するか迷ったが、出発。バイクだと雨より寒さがキツイ。しかし、雨は30分ほどでやんだ。
昼飯を3時に食べる。だが、一軒目に寄ったカフェは観光バスが山ほどいて、5分ほど並んであきらめた。(日記には観光バスと書いてあるが、都市間を結ぶ路線バスだったかもしれない)
もうしばらく走って別のところへ。すぐ入れたのは良かったが、酔っ払いに絡まれて大変であった。
トラック運転手。ロシアのトラック運転手ほど評判のわるいやつらはいない。飲酒運転の常習犯だと、みんな言う。実際、事故を起こして横転しているトラックを目にする事は超多い。まあそもそも、ロシアでの交通事故はかなり多い。よく生きて帰れたものだ。
閑話休題
トラック運転手である。デロンデロンに泥酔しておる。まさかそのまま運転はしないだろう。
おそらく、イルクーツクで荷を降ろして、次の荷を乗せるまでトラックで寝るんだろう。
トラックの運転手はベロンベロンになって絡みまくっている。店員のお姉さんもうんざりしているが、客層がそうなんだろう。慣れたもんだ。
俺にサングラスをくれと言ってくる。結構ガチギレする。
とは言えロシアの酔っ払いなんて他愛ないもんだ。
日本の酔っ払いは暴力的になるが、ロシアは違う。酔っ払ってグデングデンになりたいだけなんだ。だから意外とロシア人は酒に弱い。日本人は覚悟を決めて(あまり泥酔はしないようにと)飲む。でもロシア人は「酔っ払うぞ」と覚悟を決めて飲むから、すぐにヘベレケになる。(くれぐれも勘違いしないように。ロシア人のアルコール耐性は並じゃない。酔うのが早いだけだ)
いつも通り、パンとボルシチとコーヒーで出発。
ウランウデ(Ulan-Ude)は
スマホでGoogleEarthって見れたっけ?
こんな感じで山?のふもとあたりにある。
イルクーツクに向かうには、この1/10箱根みたいなのを越えるんだけど、この1/10箱根を越えると急激に寒くなる。バイカル湖の冷気だ。驚くほどのさむさだ。
とはいえ、天気にも恵まれ、普通にイルクーツク着。ホステルもすぐ見つかる。
よっぱらいに絡まれた以外は順風満帆だった。
ホステルのスタッフはマキシムという名前。英語はなせる。ウラジオストク以外、ずーっと英語話せている。最初のはハズレだったのだろうか(まあロシア語の勉強をかねての旅なのだけど)
「駐車場が駐車場だった。少しめんどうだったがマキシムがいて助かった」
なんのこっちゃい。日記に書いてあった。
が、すぐ思い出した。駐車場。車用だったんだ。確か少し高かった気もする。交渉して、少し安くしてもらった記憶。
ストリートビューで検索すると・・
ありました
うっわ!!!なっつかしいいいいいい!!!
そうそう、この掘っ立て小屋にいる駐車場の管理人みてえなのと交渉したよ。懐かしすぎる。
この汚さがときに、無性に懐かしいんだよな~~~
そんでこの駐車場のトイメンの黄色い建物の一室がホステル。
マキシムが、ポルトガルから車で旅をしてきた男がいると教えてくれる。
ホステルに入ると、彼が話しかけてきてくれた。名前はファビオ。
一緒にタバコ吸いながら彼の車を見る。
そもそも彼はスイスに住んでるポルトガル人だった。スイスから来たんだと。(それでもすごい)
三菱デリカ
スイスでスクールバスに使われていたデリカを3000ドルで買って、旅仕様に改造したのだと。
後ろの席を取っ払ってキッチンに。
本職が大工なので、そういう改造はお手の物なんだって~
すでに13000km走ったとか。すっげえ。デリカがすげえ。
各地で土地の人に書いてもらってるんだってー
そういえば、ブンシャカさんの耳なし芳一カーはどうなったんだろう。
本名モザイク
ほんっと、日本のメーカーって天狗だよな。こうやって自社製品をPRしてもらってんのに、
社員に言っても
「へぇ」
で終わりですよ。
このホステルで友達ができるか、一抹の不安を覚えたが、一時間静かにしていたらみんなから話しかけてくれた。ありがたい。ビールを飲む。
24時ごろ皆寝る。健康的だ。自分も寝る。
走行距離456km
雨のち晴れ
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